飯塚克也 official media

プリマヴェーラ神楽坂の美容師日記

アレルギーとの長いお付き合いのお話。手あれで悩む美容師さんへ。

      2017/02/13

今回はアレルギーの中でも、美容師にとって一番気になるアレルギーのお話です。過去にもエントリーを書いたのですが、今回は私の実体験を元に書いてみたいと思います。

アレルギーは、一度なったら治らないと思ったほうが良い

美容院で使用するカラー剤には、『パラフェニレンジアミン』という成分が入っていて、カラー剤でアレルギーを引き起こす場合、大抵この成分が関わっています。

一度アレルギーを引き起こしてしまうと、完全に治ることはありませんので、いわゆる酸化染料でのカラーリングはできなくなり、マニキュアなどでのカラーリングに限定されることになります。

美容師としての、アレルギーとのお付き合い

私自身、アシスタント時代にアレルギーを発症してから、長い間アレルギーと闘ってきました。自分の髪を染められないのはまだよかったのですが、仕事柄、まったく触らないわけにはいかず、さてどうしたものかと困っておりました。

そして、私の場合、軽度のゴムアレルギーを併発していたので、ゴム手袋をしていても手あれをしてしまうという状況でした。正直、手あれで仕事を辞めようかと真剣に悩んだことも多々あります。

試行錯誤の日々

その後は、色々な方にアドバイスをいただいたり、自分なりに調べてみたりしたのですが、なかなか改善されず。。今まで試したのは、

  • いわゆるステロイド剤で治療する
  • 非ステロイド系の薬剤での治療

そして、予防策として

  • ゴム手袋+綿の手袋をする
  • ゴム手袋を重ねる
  • とにかくクリームを沢山塗って、人工的に保護膜を作る

など。

結果として、薬に関して言えば、ステロイドも非ステロイドも、一時的には良くなるのですが、あくまで一時的というか。。根本的な解決にはならなかったというのが正直なところ。

で、もっと根本的な予防策をしなければと思い、まず試したのはゴム手袋の下に綿の手袋を重ねるというものでした。実際試した結果、白い綿の手袋は、一度使用しただけでもカラー剤の色がついてしまって、コスパも悪く、また数回使用すると雑菌が沸くのか、臭いが気になってしまい、中止することになりました。

でも待てよ?なぜゴム手袋の下に付けているのに色がついたのか?色々と調べたところ、カラー剤の粒子はとても細かく、ゴム手袋の中まで薬剤が浸透してしまうことが分かりました。

どうしたものかと思っていたところ、スタッフからのアドバイスがあり、ゴム手袋を2枚重ねてみたらどうかと。。なるほど、重ねて使用した方が浸透はしなくなるな。

早速試してみたところ、たしかに浸透はしていなさそうです。でもちょっと手が動かしにくいかな?そもそも自分、ゴムアレルギーももってるので。。もっと他に、良いものはないか?

そして目に付いたのが、百円均一とかで売っている、100枚入りのビニールの手袋でした。ゴム手の代わりにはならないけど、インナーとしてなら効果あるんじゃないか。これが、結果としては一番正解でした。

根治はしなくても、上手に付き合っていくことはできる

今でもアレルギー自体は治っていませんが、手袋2枚重ね戦法で、少なくとも日常生活に支障が出ない程度に改善はされました。結局、原因物質となるべく接触しないことが一番ですからね。

現代では沢山のアレルギーがあり、苦しんでいらっしゃることもあるかと思います。私も分からないことだらけですが、手あれで苦しむ美容師さんの力にはなれるのではないかと思います。つらい思いをただ我慢するのではなく、上手に付き合っていく方法を模索してみてはいかがでしょうか。


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